着ぐるみ製作とキャラクター制作のESW

 2.着ぐるみができるまで<製作過程と日数>

着ぐるみができるまで約1.5〜2か月

 

相談から着ぐるみが完成するまで約1.5〜2ヶ月を要します。着ぐるみ制作のプロセスは「設計と型おこし」「原型づくり」「貼り込み仕上げ」「調整」の四つに大きく分かれますが、図面確認に時間を要したり、繁忙期などスケジュールの組み方に問題がある場合は、それ以上の期間を必要とします。
 
■1)設計
「設計」はプレイヤーが動けるように図面化する作業です。また同時に色や素材選びもします。着ぐるみにした場合、どんな形になるのか心配されるクライアントさんには模型を作って確認して頂く場合もあります。

設計図面の例
形状がわかるようにミニチュアを製作するケースもあります。
■2)成形(原型)
次に図面を元に原寸大の型紙を作成し、型紙に合わせて原型をつくります。発泡スチロール削りや磨き、ウレタンの接合作業などがありますが、型紙は原型づくりの目安程度のもので、被ったり、着用しながら調整します。そのため意外と手間がかかる作業となります。
着ぐるみ作業
スチロールを熱線でカットしてその後ペーパーなどで削り出す

■3)仕上げ(張り込み)
原型完成後、ボアや布生地などを接着や縫製していきます。この部門は特に経験が求められます。仕上げイメージに影響するだけでなく、ボア生地など材料代も決して安くないので失敗できません。靴や手などのパースづくりもこの過程でつくります。また、着ぐるみを使わない時に収納しておく袋も制作します。
 

着ぐるみのフォルム
ボアを貼る前までできた様子

 ■4)調整と検針
ある程度形が見えてきましたので、最後に調整です。「仕上げ」や「安全性」「可動性」「視認性」「強度」などを着用しながら確認し、完成させていきます。
 
こうやってできる着ぐるみの実質製作期間は約1ヶ月です。その前の図面打ち合わせを含めると約1.5〜2ヶ月を要します。ただし、繁忙期などはスケジュールの組み立てに様々な課題が生じるため、もっとかかる場合も少なくありません。