キャラクターデザインから着ぐるみ製作まで
福岡の着ぐるみ屋
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◆原画と着ぐるみの違いが生じる理由

頭が大きいと可愛いのですが、このまま着ぐるみにすると相当大きくなってしまいます。
キャラクターの原画通りに製作できるのか?
原画通りに作ってしまうと人が入って動けないと予想される場合、プレイヤーの動きが優先されるます。
キャラクターのデザインと同じようにできるだろうか?と心配される方もいると思います。
着ぐるみの設計では、できるだけオリジナルに近いように設計いたしますが、一般的には中に入る人優先となります。第一のポイントは「安全性」と「動きやすさ」です。
まず、中に入った人(プレイヤー)の視認性が重要視されます。中からどう見えるかが、着ぐるみのプロポーションに大きく影響を与えます。オリジナルに近づけるために、ギリギリの位置まで調整するケースも少なくありません。場合によっては、着ぐるみの目に位置にプレイヤーの目が来ないこともあります。

人に合ったサイズ調整が必要になってきます。

目の位置などデザインが調整されていきます。

よくある二頭身問題
スチロール成型着ぐるみで二頭身は可能か?
デザインにもよりますが、2 頭身くらいまでは可能です。
ただし、必然的に腕の動きが制限されます。2頭身を超えると頭部サイズがとても大きくなり、腕の動きが自由にならないおそれがあります。
そのため二頭身着ぐるみ製作では着ぐるみ全体の「動き」考慮して、頭部の最大サイズやプロポーションを調整しています。

左が二頭身着ぐるみ、右が二頭身を超えた着ぐるみです。
二頭身を超えると腕の動きだけでなく、覗き具合にも影響するおそれがあります。
この着ぐるみの場合、二頭身がギリギリのプロポーションになりました。
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