◆キャラクター活用の企画・設計
キャラクターを作りには、その活用方法を含めて計画する必要があります。例えば、どのように使えばたくさんの人の関心や興味を集めることができるかという、戦略が欠かせません。
キャラクターを立体化したり商品化することで、名刺やパンフレットの平面よりも随分身近な存在になります。
しかし、そうなるためには同時に広く知られる必要があります。どうやって認知度アップを図るかが企画の大きなポイントになります。
 
パブリシティの活用
キャラクターの認知度アップの早道はキャラクターを使ったパブネタづくりです。いわゆる、プレスリリースを出すのですが、戦略はさまざまです。
天草で開発された「オクトパス」という「置くとパスする」というコンセプトのタコキャラでは、多くの報道関係者を集めることができました。
近くの受験生に無料でプレゼントしたのです。その贈呈式の企画をプレスリリースし、一篇の熊本の新聞記事が全国に広がり、テレビや雑誌などの関心を集め、ネットや道の駅での販売も良好でした。
その後、残念ながら類似品を許容することになりましたが、キャラクターの展開としては成功と言えるでしょう。

◆ノベルティグッズとは
ノベルティという言葉は、企業や団体のPRに使われるさまざまなグッズとして使われていますが、novelとは、新しいものや新奇なものという意味があります。
その新しさや珍しさが消費者の目に止まり、広く知られることでノベルティだけでなく、企業や団体の認知度アップも期待できます。
その一方で、息の長いノベルティグッズは極めて少なく、デザインの刷新やバリエーション化などにより、どんどん変化していく性質があります。それは、ノベルティという言葉が示している通りです。
つまり、キャラクターのノベルティ化とは、いろんなバリエーションを展開していく手法と言えます。