イメージパースとは

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イメージパースとは、出来上がり予想をパースペクティブという手法で描かれた絵です。図面を見て完成の想像ができる人はそう多くいません。そこで、建築分野では、ビルや家屋の完成予想をお客様に見てもらうのに大きな役割を果たしています。建築と同様にディスプレイ業においても展示会のブースや全体のイメージが分かるようにイメージパースは活用されています。
かつてはドラフターを持いてマーカーや鉛筆でのドローイングでしたが、現在では、図面作成とパース作成が同時にできる3DCソフトもあり、簡単に早く作成できるようになっています。

パースとは

パースは「パースペクティブ」の略です。パースペクティブは遠近法を用いた表現技法で昔から絵画で多く用いられています。また、透視図とも呼ばれることもあります。パースの作成で多く用いられている手法に平行パースや有角パースがあります。

平行パースというのは、透視図でいうと、「一点透視」になります。消点が一つしかないので、すべてのパースラインが一点に集まります。正面図と側面図から比較的簡単に作成できます。

もう一つの有角パースは、意味の範囲を狭めていうと「二点透視」です。左右に消点を設けそれぞれの消点から伸びたラインがパースラインになります。原理を知れば、両端が45°のパースや30°、60°のパースは比較的簡単に描けます。すべての縦のパースラインが垂直に伸びるという特徴があります。

その他有角パースに「三点透視」があります。これはいわゆる「あおり」のかかったパースです。二点透視との大きな違いは、縦のパースラインにも消点があり、全てが垂直ではない点です。つまり、左右の消点に上下どちらかにも消点ができるので「三点透視」というわけです。

立体を描く方法はパースだけではない

一枚の紙に立体を描く方法はパースだけではありません。消点のない「無消点」の技法もあります。アイソメトリックやメトリック、ダイメトリック、アクソメトリックといった技法は、パースのような奥行き感を出さない表現方法です。これらのメトリック技法は、パースを描くよりも比較的簡単に描くことができます。

特にアイソメトリックは、図面に描かれたサイズをそのまま反映できます。つまり、アイソメトリックの寸法を定規で計ると、図面と同じ寸法になっています。また、等角なので、絵の中でどこに移動しても使える点は最大の特徴であり、有用性があります。例えば、たくさんの椅子が並んでいて、その椅子をどこに持って行っても使えます。さらに左右反転もできます。しかし、前を向いていた椅子を背中向きにするにはその方向で描く必要があります。

イラストレーターソフトを使った簡単なアイソメの描きかたを公開しています。


アイソメトリック


メトリック

いろんなメトリック技法の違い

メトリック技法は、俯瞰で表現されます。そのため立った人の視点(アイレベル)からの表現はできません。

・アイソメトリック技法・・・左右の角度が30°で描く方法です。正立方体を描くと左右の面が同じ形になります。その便利な点は上述しています。
・ダイメトリック技法・・・左右の角度を15°と60°に分けて描きます。正立方体を描くと片側(60°側)に奥行感が出ますがパースの遠近感とは異なります。
・メトリック技法・・・左右の角度を15°と45°に分けて描きます。正立方体を描くと片側(45°側)にダイメトリックより少し弱めの奥行感が出ます。
・アクソメトリック技法・・・左右の角度がそれぞれ45°の表現方法です。

イラストレーターソフトを使ったアイソメの描き方を公開しています。

アイソメの描き方はこちらから→

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